修学旅行で体験した怖い話
久しぶりに今週のお題「ちょっとコワい話」に便乗してみます。
今日は長崎に原爆投下された日ということで思い出したのが高校時代の修学旅行での出来事です。
ドアをノックする人
高校の修学旅行で広島に滞在した日がありました。
広島も原爆投下された地として知られていますが、日中は「広島原爆資料館」に行き、建物に一歩入った瞬間から重苦しさと寒気を感じていました。
夜はホテルで被爆者の講話を聞き自室へ戻りました。
何と、広島に限ってというべきでしょうか。
その時に限って数名だけ個室だったのですが、まんまと私もその一人に。
まぁ、他にも個室の人がいたのですが同様に怖かったようで僕の部屋に泊まりに来てくれました(笑)
たわいもない話をしていると部屋をノックする人が。
もう消灯時間も過ぎていたので先生が見回りにでも来たのかと思い、のぞき穴を見ても誰もいなかったのでドアを開けて見ましたが誰もおらず、、、。
隣の部屋のやつがイタズラしたのかと隣に聞いてみたが違うというので疑いながらも部屋に戻りました。
するとすぐにまたノックの音が。
ドアのそばにいたのですぐに開けたのですが、誰もいませんでした。
隣に戻るにせよ、影が見えてもおかしくないタイミングですが廊下はシーンと静か。
「こわっ!」
と泊まりに来ていた友達と早々に寝たのですが、朝起きて窓の外を見ると目の前の川には千羽鶴がたくさん下げら、少し離れたところに原爆ドームが見えていました。
たぶん原爆投下の日、みんなが飛び込んだ川だったのだと思います。
目には見えませんでしたが、あの時だれか部屋に来たんじゃないかと今でも思っています。