我が家のネコさん、加桃(かも)が昨日9月16日の夕方虹の橋に旅立ちました。
僕は加桃さんと暮らして約2年半ですが、嫁は雨の日のコインランドリーからまだ生後間もない加桃さんと出会って22年半。
3年ほど前にも腎不全で生死をさまよいながら回復してくれました。
猫の22年は人間の100歳越え。
ご長寿ネコとして去年は表彰され、今年は新聞にものりました。
今年の4月頃から体調を崩して、食事もトイレも完全介護の状態で毎日の点滴通院。
暖かくなった夏に体調が良くなり自力で立つことはできなくても、状態を起こしたりと担当医の先生もビックリするほど活発に動いてくれていました。
9月に入り、気温の低下とともに加桃さんも活発さがなくなり、寝ていることが増え食事中も寝てしまったり。
特に痛がったりということはなく、最後は静かに眠っているようでした。
嫁は3〜4時間おきの食事も時に睡魔と闘い白目をむきながらあげていました。
僕も嫁もやってあげられることは精一杯やれたと思っているので後悔はありません。
加桃っち、うちの子になってくれてありがとう。
充呂やモモによろしくね。
■ 猫の十戒
第一戒 私の生涯はだいたい15 年くらいしかありませんが、たまに20 年以上生きてしっぽが裂けます。ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。私が家族になってやるので、そのことを覚悟しなさい。
第二戒 あなたが私に望むことを理解するつもりはありません。待っても無駄です。
第三戒 私を崇拝しなさい。私にとってそれが一番大事なことなのです。
第四戒 私を長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはなりません。でも狭いところは好きなのでダンボール箱を用意するのは許可します。あなたには仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれませんが、私のお世話をすることに勝る悦びはないはずです。
第五戒 私に話しかけなさい。あなたの話していることが何かはどうでもいいですが、話しかけるあなたの声はわかるのです。ほめ言葉は特に。
第六戒 あなたが私にどんなふうにしてくれたか、私は決して忘れません。恨みは倍返しします。
第七戒 私をたたいたりする前に思い出しなさい。私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに、気が向いたときにしかかまないようにしていることを。
第八戒 私が言うことを聞かないと怒る前に、まずは自分に問い掛けてみなさい。たっぷり食事を与えてましたか? それは私の好きなシーバですか? 日なたで気持ちよく昼寝をしているのをじゃましませんでしたか? もしかすると年を取って体が弱ってきているのかもしれませんが、どのみち私がしたいことに従わないほうが悪いのですから、あきらめなさい。
第九戒 私が年をとっても世話をしなさい。あなたも同じように年をとりますが、私は年をとってもかわいいのです。
第十戒 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言うのは許しません。なでなさい。なで続けなさい。かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。そうすれば私は着換えの時間を少し短くしてやってもよいです。まあ、気が向いたら。
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