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モノ・コト・ヒト ほどよく暮らしていきたい。犬・ネコ・健康・iPhone/Macアプリなどなど気の向くままにブログしてます。

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抑圧することが「しつけ」じゃない

 

先日のプラスチックケースに閉じ込めて息子を低酸素脳症で窒息死させ父親が逮捕されたニュース。

 

www.news24.jp

 

 

しつけと称した虐待で亡くなる子供たちが平成23年度で58人。

 

www.mhlw.go.jp

 

 

虐待で子供が死んでしまった場合、どの親もほとんどが同じことを言うが今回の父親も「しつけのため」「殺すつもりはなかった」と言っている。

 

 衣装ケースは縦80センチ、横40センチ、深さ30センチの大きさ

 

このサイズのケースに身長90センチの弟が下に、その上に96センチのお姉ちゃん。

蓋をして20~30分放置していたというが、ほぼ密閉されたケースの中に子供とはいえ2人。

さらに泣き叫んでいたのなら尚のことケースの中の酸素はあっという間に薄くなるだろう。

 

自分も昔1度だけ閉じ込められたが、物置だ。

しかも5分くらいでだしてもらえた。

 

しつけというが、はっきり言って罰を与えたり、抑圧することはしつけではない。

 

礼儀作法を身に着けさせるのがしつけだ。

しつけとは「躾」身を美しく。

 

親の言うなりにさせることではない。

 

正直、実子の子育て経験はないのだが、姪っ子、甥っ子、姪っ子の子供は生まれた時からそばにいて関わってきた。

 

その経験から言わせてもらえば、周りは躾で叱っているというのを見たことが少ない気がする。

 

どちらかというと怒っている。

 

「叱る」と「怒る」は違うと思う。

怒るのは感情的なことだ。

 

子供を怒るとどうなるか?

 

怒られないためにやらないようになる

 

でもこれってどうだと思います?

根本的に間違っていると思うんです。

 

怒られないためにやらないのではなく、やってはいけないことだからやらないように教えなくてはいけない

 

そう僕は思います。

 

終いには怒られ慣れていうこと聞かなくなる。という負のスパイラルのおまけが付きます。

 

基本的に僕が叱ることは少ないです。

甥っ子と姪っ子に関していえば今年23と25だが今までで2回だけだ。

僕が叱るときは「身の危険があるとき」。

 

その子自身、または相手がケガをするなどの時。

 

ある程度の言葉を理解できるようになるまで、ダメといっても何がダメなのかなんてわからない。

 

しかし、ある程度言葉が分かるようになれば「なぜダメなのか」を根気よく伝えると理解する。

そして一番子供が成長するときは褒めた時。

ほめるときはオーバーなくらいほめる!

 

叱るだけではなく、どうした方がいいのか教えたり自分で考えさせながらいいことができた時に褒めちぎる。

たったこれだけで子供はほめてもらえることをしようといい子になっていく。

 

少なからず、僕の周りにいる子供たちはそうです。

 

抑圧や威圧して親の言うなりにすることがしつけでも子育てでもありません。

 

親も子供と共に親として成長していきます。

今は社会人1年生の息子と高校生の娘がいますが、自分で考え行動できるようにサポートしてあげるのが親の役目かなと思っています。

 

 大人は仕事や家事、人間関係などストレスも多いですが子供には関係のないこと。

イライラをうるさい、いうことを聞かないからといって子供にぶつけないよう、根気よく向き合っていきましょうね。