Facebookで見かけたこの動画。
「どうしてもここで伝えておかなきゃと思ったんだ。」とはじまる。
ある日、ロブ・スコットさんがレンタルビデオ店に行ったとき、そこで父親らしき人とその子供が
あるDVDを手に取って子供が、「ねぇ、お父さん、ダウン症って何?」と聞きました。
スコットさんが伝えたかった動画を見て思い出したこと、感じたことを
ただ書きたいと思います。
OFFICAL VIDEO - I have something important to say - by Robb Scott
出典:YouTube Robb Scott
それを耳にしてしまった、スコットさんは「子供が手にしていたDVDは以前見たことがあり、それはとても素敵な映画なんだ。ダウン症の子が出てくるんだ。
ダウン症を知らない子供に、父親らしき人がダウン症は病気だと言ったことが、どうしてもひっかかったんだ。」といっている。
あのとき僕はどうしてダウン症は病気じゃないと言わなかったのか、自分をそう責めると同時に、愛息子であるターナー君にも申し訳ない気持ちになった。
さらに息子のターナー君を心から愛するスコットさんは、「ダウン症の息子を授かったことを誇りに思い、人生に起こった最高の出来事だった。」と、言っています。
「ダウン症は人より学習能力が低いとか、行動が遅いと多く言われるけれど、それは障がいではなく、ダウン症の子供の個性なんだ。
ダウン症の子供は本当に優しく穏やかであり、スキンシップを取ることも好きで素晴らしい個性を持っているんだ。」
とスコットさんはダウン症を説明。
個人的感想
僕は前に健康診断専門のところで勤めていて、公立の学校なんかの健康診断も行っていました。
その中で養護学校なんかも行きます。
ダウン症の子もいたし、自閉症の子もいた。
そういった養護学校には対応できそうなスタッフが4人だけ選抜されて行くんですが、僕もその中にいて、偏見ももちろんなかったです。
ただ深く接したことが子供の時以来で、注意事項で緊張させちゃいけないとかあって、大きい子もいたからちょっと構えていたところもあったように思います。
でも、学校の中に入るとみんなとってもお日様みたいに明るくて元気で純粋でとっても素敵な子供たちでした。
ダウン症って遺伝子異常からで特徴的な顔立ちになるじゃないですか。
実はほかにも遺伝子異常で見た目が特徴的なものもあるんだけど、知ってる人が少ない気がする。
妖精のよな顔立ちといわれるウィリアムズ症候群やワーデンブルグ症候群。
きっとこの人たちに会っても気が付く人って少ないと思う。
それとはまた違うんだけど、じつは僕も遺伝子異常があるんです。
外見的な変化はなくて、この病気になったら気を付けてねって程度なんだけど。
なんのちがいがあるんだろう。
みんなそれだけ外見で人を判断してしまっているんだよね。
ひととちょっと違うだけで普通じゃないっていうくくりに入れたがる。
そうじゃなくて、個性なのになって思います。
まえに先天的に肩から手首の先だけの人がスーパーで買い物していたんだけど、それを見て友達のこどもが「かわいそう」っていたんですよ。
正直、ぼくはかわいそうなんて思わなかったし、その子には「失礼だよ」って言いました。
実はその子ちょっと太っているんですが、「太っててかわいそうだねって言われたらか悲しくない?」って言ったら、予想通りの答えで
「自分がなりたくてなったわけじゃない」って。
「それはあの人も同じだよ」って伝えました。
背が高いとか低いとか、目が大きいとか小さいとかと一緒。
僕が思うに、その人なりに不便なこともあると思うけど普通のひとと何ら変わりなくひとりで買い物もできていたし、なにより生まれつきなのだから腕がある便利さをしらないなら不便だとも思わないんじゃないかな?って。
というか、その人にとってはそれが普通なのだから。
背が低くて届かないものを背の高い人が取ってあげたりしますよね?
困っているなら手助けする。
それだけのこと。
スコットさんのいうように、身近に接している人にとっては病気や障がいとは感じないのだと思う。
ちょっと個性が際立つだけ。
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